秋の果物が次々に登場する「くだものれっしゃ」🍎🍇
(🎵「きいろいおちばをたきながら くだものれっしゃがやってくる」で始まる歌です)
「いも」「くり」「なし」「かき」など、秋らしい食べ物が登場する、テンポの良い楽しい歌です。
そのまま歌うだけでも楽しめますが、体を揺らす、手遊びをする、テンポに合わせて歩く、言葉のリズムを手拍子で表現するなど、少し工夫するだけで音楽遊びにも発展させることができます。
今回は、0〜1歳・2〜3歳・4〜5歳に分けて、「くだものれっしゃ」の年齢別の遊び方とねらい例を紹介します!
0〜1歳|音楽に合わせて揺れたり、列車になったりしてみよう
遊び方
0〜1歳では、まずは保育者の歌声を聴きながら、音楽に合わせて体を動かすことを楽しみましょう。
子どもと向かい合って、歌に合わせて体を左右にゆらゆら。
抱っこできる月齢なら、保育者が抱っこをしながら一緒に揺れるのもおすすめです。
歩けるようになってきたら、今度は列車になって出発!🚃
腕を前後に動かして列車の動きをしながら、保育者と一緒に歩いてみましょう。
まだ歩くことが難しい子どもは、座ったまま腕を動かしたり、保育者の列車の動きを見たりするだけでも楽しめます。
この遊びの音楽的なポイント
保育者が曲の拍に合わせて一定の速さで揺れたり歩いたりすることがポイントです。
子どもが正確に拍に合わせる必要はありません。
歌を聴きながら繰り返し体を動かすことで、音楽の一定の流れや拍を体で感じる経験につながります。
ねらい例
・保育者の歌声を聴き、音楽に親しむ
・音楽の拍や流れを感じながら、体を動かすことを楽しむ
・保育者と一緒に音楽に合わせて動く楽しさを味わう
2〜3歳|手遊び&列車になってテンポの変化を楽しもう
遊び方① 手遊びを楽しもう
2〜3歳では、歌詞に合わせた簡単な手遊びを取り入れてみましょう。
列車の部分では腕を前後に動かしたり、登場する食べ物を手で表現したりと、歌いながら決まった動きを楽しみます。
まずはゆっくりしたテンポで、保育者の動きを真似するところから。
慣れてきたら、
「今度はちょっと速くしてみよう!」
とテンポアップ!
同じ手遊びでもテンポが変わると、いつもとは違った楽しさが生まれます。
子どもたちがついてこられるか、こられないかくらいの速さにしてみても盛り上がりますよ♪
遊び方② 列車になって歩こう
今度は立ち上がって、みんなで列車になってみましょう🚃
腕を列車のように動かしながら、歌に合わせて歩きます。
こちらも最初はいつものテンポから。
慣れてきたら、歌うテンポをゆっくりにしたり、少し速くしたりして、歩く速さも一緒に変えてみましょう。
ゆっくりな列車。
いつもの列車。
ちょっと速い列車!
同じ動きでも、テンポが変わるだけでいろいろな列車を楽しめます。
この遊びの音楽的なポイント
この年齢では、音楽のテンポと自分の体の動きを結びつけることを楽しみます。
速い音楽では速く、ゆっくりした音楽ではゆっくり。
手遊びのような細かな動きと、歩くという全身運動の両方でテンポの変化を経験することで、音楽の速さを体で感じることができます。
また、歌いながら同じ動きを繰り返すことは、音楽の流れや拍を感じる経験にもつながります。
ねらい例
・保育者の動きを真似しながら、歌と一緒に手遊びを楽しむ
・音楽のテンポの違いを感じ、動きを変えようとする
・音楽に合わせて歩き、自分の体の動きをコントロールしようとする
・歌いながら体を動かす楽しさを味わう
4〜5歳|食べ物の名前をリズムで叩こう
遊び方
4〜5歳では、歌に登場する食べ物の名前を使ったリズム遊びに発展させてみましょう👏
まずは子どもたちを、歌に登場する食べ物ごとのチームに分けます。
たとえば「いもチーム」なら、自分たちの番で、
「いも♪」→ パン・パン!
と、言葉に合わせて2回手を叩きます。
ほかのチームも同じように、自分たちの食べ物の名前に合わせて手拍子をしてみましょう。
最初は歌に登場する順番に叩き、慣れてきたら歌から離れて、保育者がランダムにチームを呼んでみます。
「いも♪」
→ いもチームが「パン・パン!」
「ぶどう♪」
→ ぶどうチームが「パン・パン!」
どのチームが呼ばれるか分からないので、保育者の声をよく聞いて、自分のチームが呼ばれたらすぐに反応します。
さらに、
「みんな!」→ 全員でパン・パン!
など、少しずつルールを増やしても楽しめます。
慣れてきたら、呼ぶ順番だけでなくテンポも変えてみましょう。
手拍子をカスタネットやタンバリンなどの楽器に変えると、さらに遊びを広げられます🎵
この遊びの音楽的なポイント
言葉が持つリズムを感じ、それを体で表現する経験につながります。
さらに、保育者がランダムにチームを呼ぶ遊びでは、音や言葉を聞いてすぐに動きへつなげる「即時反応」を楽しむことができます。即時反応は音楽遊びの基本の活動です。
いつ自分のチームが呼ばれるか分からないため、周囲の音や保育者の声に意識を向けることも必要です。そのため、遊びながら音をよく聴く集中力にもつながります。
ただし、「素早く正解すること」が目的ではありません。
聞く → 判断する → 動くという一連の経験そのものを、リズム遊びとして楽しみましょう。
ねらい例
・言葉のリズムを感じ、手拍子で表現することを楽しむ
・音や言葉をよく聞き、即時反応を楽しむ
・自分の出番を意識する中で、音や言葉に集中して活動する
・友達とタイミングを合わせて表現する楽しさを味わう
年齢に合わせて「くだものれっしゃ」を音楽遊びに広げよう!
「くだものれっしゃ」は、秋の歌として楽しむだけでなく、年齢に合わせてさまざまな音楽遊びに発展させることができます。
0〜1歳では、揺れたり歩いたりしながら「拍や音楽の流れ」を感じる。
2〜3歳では、手遊びや列車の動きを通して「テンポの変化」を楽しむ。
4〜5歳では、言葉を手拍子に変えて「リズム」を楽しみ、音を聴いて自分のタイミングで反応する。
同じ歌でも、遊び方を少し変えるだけで、子どもたちが経験できる音楽の要素も変わります。
もちろん、テンポが速くなって動きが追いつかなかったり、自分の番で手を叩くのを忘れてしまったりしても大丈夫。
上手にできることだけを目的にせず、音楽を聴いて、動いて、反応して、「音楽と一緒に遊ぶ」ことを楽しんでみてくださいね🍠🌰🍎🚃


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